相談援助実習にこの夏チャレンジする石井春奈さん(広島県立庄原格致高校出身)と担当の藤本准教授は「福祉通り・あいあい広場」に参加しました。
14回目を迎えるこの行事は、広島市東区にある、障害者福祉作業所や作業所を支える後援会、民生児童委員協議会や社会福祉協議会などで実行委員会を組織して、東地域交流センターあいあいプラザを会場に行われました。
1階及びホール前では、各福祉作業所で利用者(仲間と表現)が製作した、お菓子やクッキー、パンなどの食料品や千羽鶴を加工した商品(鉛筆やノートやメモ帖)などの展示即売でにぎわっていました。うどんやおにぎりなどの模擬店にも多くの人が列を成していました。
2階ホールでは、開会行事に引き続き、ステージ発表があり広島修道院(児童養護施設)の子どもたちによる和太鼓が演奏され、仲間たちと親によるフラダンス、仲間たちの歌声が合奏で盛り上がりました。ステージの最後は、ゲストによるパーカッションと踊りの演技で利用者も地域の子どもたちもたちもスタッフも踊ったり楽器をたたいて会場は楽しさと感動と感激に包まれました。
石井さんはステージ発表を主に手伝いながら、利用者の動きや表情の把握の場となりました。石井さんは現在相談援助実習を目指して、面接などのロールプレー、思いを伝える話術の訓練や実習計画書の策定など懸命にトレーニングに励んでおり、この行事に参加することで少しでも福祉の世界に踏み込むことができたと非常にいい経験になりました。
現代社会学科 藤本風明
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