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初年次セミナー「海外・異文化体験」

11/13(水)科目「初年次セミナーⅡ」で、本大学の留学生が出身国と留学経験について紹介する授業「海外・異文化体験」をおこないました。

現在、6か国(ベトナム、中国、バングラディシュ、インドネシア、ネパール、インド)から来た留学生が本大学で学んでいます。一緒に学生生活を送っていても、ふだんはあまりじっくり聞くことのない話に1年生は興味深く、耳を傾けていました。

 

ダナンディマスセトくん(生産工学科3年生)はインドネシアのジャカルタ出身。世界無形文化遺産にも登録されている伝統的なろうけつ染め「バティック」の服を着てきてくれました。インドネシアには島が17504あり、豊かな自然と珍しい動植物が生息しています。652言語があるという話に「同じ国なのに、言語が違うなんて」と日本人学生は驚いていました。

 

レシータンくん(生産工学科4年生)はベトナム北部のタンホア省出身。中学生のとき、テレビで新しい燃料で動く日本の自動車を見て、先端技術を学びたいと日本に留学しました。ベトナムの伝統的な文化として、ホイアンの満月のランタン祭を紹介、学生はそのビデオクリップの映像と音楽を楽しんでいました。また、新しい建造物として、巨大な手で支えられている「黄金の橋」を紹介してくれました。

 

李柯毅くん(現代社会学科4年生)は中国南部の江蘇省出身。世界一人口が多い13億人の中国には56の民族があり、80以上の言語、17の民族が文字を持ちます。春節(旧正月)について色彩豊かな写真で紹介してくれて、大掃除やお年玉など日本と同じようなものもあれば、手作り水餃子を食べることや爆竹を鳴らすことなど、日本とまったく異なるものもあることを知って、学生はおもしろがっていました。

 

また、2020年度に大学が実施する台湾の海外研修について、担当の古関先生から紹介がありました。

 

学生は留学生の話を聞き、「留学生は目的を持って日本に留学していることがわかった」「紹介されたところに行ってみたくなった」「留学して学ぶことはいいことだと思った」という感想がありました。「日本語が上手でびっくりした」という学生もいて、1年生の留学生は先輩たちが日本語で発表する様子に感心していました。

 

総合教育センター 吉本由美
(撮影 総合教育センター 川崎千枝見)