自然の恵みとその持続性を探求する「環境科学」。今回の環境資源学習は「山里の植物と食材利用」です。
竹野ゼミは里山の食材利用として、ドングリのパンやクッキーを作って来ましたが、今回は足を伸ばして晩秋の名勝地「三段峡」を訪れました。
入念な下調べと防寒対策、そして山歩きの準備をしたゼミ生は、水梨口駐車場からゆっくりと整備された山道を歩きます。
三段滝を目指す道中、晩秋の紅葉を見ながら歩くと、「ありました!」。栃(トチ)の実です。直径3センチ以上になる堅果で、栃餅など山里の食材や観光客へのお土産品の材料になる貴重な資源となっています。
おみやげに栃もちを買い、それをみんなで味わいながら、これから追い込みとなる卒業研究について話しました。
今回調査した木の実も自然の恵み。それらを守り持続的に活用していく環境科学を今後も探求していきます。
工学部 竹野健次
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